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第7回勉強会

日時:2007年1月27日(土)18:00〜21:00

場所:荻窪地域区民センター第6集会室 

テーマ:「貧困からの脱出を目指して  
     〜国際協力NGOシャプラニールからみたマイクロクレジット〜」


第1部 <開会> 
・開会のあいさつ(司会:総務チーム 川邊萌未)
・JANICユースの概要説明(代表 小堀優井)

・参加者自己紹介


第2部 <「貧困からの脱出を目指して〜
     シャプラニールからみたマイクロクレジット〜」
 
ファシリテーター:日下部 尚徳
         (シャプラニールユースチーム)

マイクロクレジットって何だろう?
 マイクロクレジットとは、土地や職などがなく通常のクレジットを
 利用することの できない人々を対象とする、非常に小額の融資のことである。
 連帯責任で、言わば「信用」を担保に貸し出すシステムとなっている。

・グラミン銀行やBRAC(バングラディッシュのNGO)が成功例として有名
・5人1組でのチーム8(5人組)を組んで借りる
・利子率は12〜20%とかなり高め返済率は95%以上
※ただし、返済のためのお金をどうやって調達したかは実際には
 よくわからないという問題もある。

マイクロクレジットと開発NGO
 〜バングラディッシュのハティア島を事例に〜

・ハティア島という島
 サイクロン直撃地域、島土侵食問題、藁と竹の家、堤防と防風林、
 本土とは切り離された環境などから、人々は脆弱な立場にある。

・ハティア島のNGOの現状

○DUSという、ハティア島最大規模のローカルNGOがある。
 小学校運営、診療所の運営などを行なっている。

バングラディッシュでは、政府が脆弱であるため、
 小学校の運営はNGOに委託されることも多い。


バングラディッシュでは、NGOの約9割が資金源を得られる事業であるため
 マイクロクレジットを行っているにも関わらず、島ではグラミン銀行や、
 BRACなど大手のマイクロクレジット機関は不在とも言える状況にある。

その理由は、下記のものである:

・島では貸したお金が回収できないこと
 (サイクロンのため、貸し出しリスクが高い)

・結果重視のプロジェクトを選定する傾向があるため
・成果の出やすい短期プロジェクトが実施されることが多いため

※ただし、島出身の職員が多いDUSでは、島民の状況を細かく把握して
 個々人にあった返済プランを組めるため、マイクロクレジットを行うことが
 できている。
マイクロクレジットは、「儲かる(回収できる)ところでしかやらない」という
 現状があるため、貧困層は利用できるが、最貧困層は対象外という側面がある。

○バングラディッシュのNGOには、
 マイクロクレジットへの依存があると指摘できる。


国際協力NGOシャプラニールの取り組み

〔シャプラニールのNGOとしての強み〕

マイクロクレジットに頼らない組織運営とプロジェクト選択が出来る点
外部からの視点ももってアドバイスできる点
日本の「架け橋」となれる点

〔シャプラニールの活動内容〕
○「ショミティ」

住民が定期的に集まって話すことで、自分たちの問題に
 自分たちで気づき、解決のために動いてもらうためのグループ。
 ただ集まるだけでなく、貯金も行なってもらう。

住民の問題意識に従い、成人識字学級、保健衛生、
 児童教育、収入向上などのテーマを持ったものがある。


○マイクロクレジット
・この成果として、以下のものがある:
     −資金の需要に幅広く対応可能である点
     −住民に貯蓄を促すことが出来る点
     −現金経済の浸透が図れる点
     −女性の地位向上に役立つ点
     −高利貸しがいなくなる点
     −援助資金に頼らないNGOのあり方を提示することが出来る点

○ストリートチルドレンの支援
○手工芸品のフェアトレード
○JICAの委託支援


ユース・シャプラニール・プロジェクトの活動
 国際NGOであるがゆえ、現場が遠いためにどうしても活動への理解が
 得にくいというシャプラニールの側面を補うため、
 ユース組織がワークショップなどを行っている。

国際協力ワークショップ&ディスカッション
 2つのグループに分かれて、以下の3つのプロジェクトのうち、
 どこに支援金を与えるか、優先順位を個人で考え、その上でグループで
 話し合ってまとめるというワークショップを実施いたしました。

・まとめ/コメント

 援助には、大きく以下の3つの型がある:
  1.70年代の「慈善型」物資贈与系     
  2.80年代〜の「技術移転型」JICAの事業や、ダムの建設など
  3.90年代〜の「参加型」住民自身がプロジェクトを担う

 「参加型」は一見しただけでは必要性がわかりにくく、
 かつ成果がすぐにはでにくいため、実際に行われているのは
 「技術移転型」がほとんどである。
 しかし、どれが求められているかはケースバイケースであり、
 何が本当に必要かは現場に行ってみないとわからないといえる。
 現場のNGOは、常にこうした難しい選択を迫られているのだ。



第3部
    <キャンペーンについて・閉会>

  時間の関係でキャンペーンについての説明、話し合いは行わず、
  参加者の方々にアンケート記入のみお願いいたしました。


>>勉強会広報チラシ(表)(PDF)
>>勉強会広報チラシ(裏)(PDF)
>>コラボレーションポスター@(PDF)
>>コラボレーションポスターA(PDF)

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