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第3回勉強会

日時: 9月24日(日)18:30〜21:00

場所: 阿佐ヶ谷地域区民センター 第2集会室

テーマ: 「日本のNGO業界の歩みと今後について」

第1部 <開会>
・開会のあいさつ(司会:広報チーム 安田香)
・JANICユースの概要説明(代表 小堀優井)


第2部 <「日本のNGO業界の歩みとこれからについて」についての討論>
ファシリテーター:総務チーム 成田真珠美
        (獨協大学 外国語学部 英語科 4年)

・「日本のNGO業界の歩みとこれからについて」についての導入
 今回のテーマ選定についての説明の後、日本のNGO業界についての
 歴史を振り返り、 企業のCSRの概念・定義、歴史などを
 レジュメに従って、今回のファシリテーターである成田が説明致しました。
 説明後、
 「CSRについてのイメージ」についての意見を参加者に伺いながら、
 CSRの類型の紹介が企業とNGOのパートナーシップの観点より事例を
 交えながら行われ、CSRが非常に多種多様に行なわれているという認識の
 共有がなされました。


・グループ毎の話し合い/発表
 ディスカッションを前半、後半に分け、それぞれ2つずつの
 テーマについてグループで討論を行い、その後各グループが意見を
 発表し、ファシリテーターがコメントするという形で行なわれました。
   
《前半》 
1.NGOからみた企業との協働の意義とは何か?
2.NGOと企業が協働を進めるうえでの課題は何か?
   
【討論概要】
1.
○市民への宣伝効果がある。
○NGOは企業の財政力を得て、企業は社会貢献でのイメージアップを
 はかることができるという点でwin-winの関係を築くことができる。
○企業からマネジメントなどの経営ビジネスのノウハウを学ぶことができる。
○もとは企業も社会に貢献するためにできたものであり、
 同じ目標を掲げたものとして地球規模で人々の利益を追求することが
 可能ではないか。
2.
●NGOには、企業から出たお金を快しとしない傾向のものもあり、
 営利と非営利という根本的なところでの対立がある。
●企業は自らの理念や構想に合うNGOを見つけるため、
 情報ソースの共有をさらに強める必要がある。
●やはり出資する側は意見を主張できる強い立場になり、
 NGOは理念を曲げて活動を行なわなければならない場合もある。
●企業とNGOが情報を共有できる部分は日本ではまだ少なく、           
 これに政府を加えた3つを繋ぐパイプラインとなる制度を
 より整える必要がある。

 補足として、
 ファシリテーターから
 ・企業の資金は官(政府)のものに比べると制約が少なく、
  使いやすいものであるといえる
 ・今後CSRもブームが過ぎれば冷めてしまうという危惧を考慮し、
  安定した長期期間の関係を築くためにも、
  NGOが企業に与えることができる情報の強化を行なう必要性がある
                   というコメントがありました。

《後半》 
3.自分が所属しているNGO、またはある特定のNGOの強みを考える
4.3を踏まえ、企業との協働の事例を考えてみる
     
【討論概要】
○JANIC
・数少ない全国型のネットワークNGOであり、規模も大きく、
 官との連携が強いことから、企業とNGOを繋ぐ媒体として、
 情報の共有、調整という分野をさらに強化する。
・NGOの強みは、「人々が共有できる問題を取り扱うこと」にもあり、
 その点JANICはネットワークNGOといっても解りにくい部分が多い。
 この部分を市民にもっとわかりやすく説明し、
 改善していくことで共有意識を高め、強みになるのではないか。

○シェア
・衛生環境が整っている日本では保健という分野では共感が得られにくいが、
 南アのエイズ孤児の精神的な支援をするという視点から、人形や絵本を送る
 活動を企業と共に行なう。

○HAATAS(シェアのボランティアグループ)
・エイズに関するCSRは日本ではまだ行なわれていないので、
 エイズに関するワークショップを学校や企業で行なう。

○国連人口基金(UNFPA)
・UNICEF、UNESCOに比べ宣伝がまだ小さく、
 企業と連携してTシャツや曲作りをするという案もあったものの、
 実現していない。      

○JANICユース
・学生が主体ということで、ボランティア・インターンを巻き込みつつ
 NGO本体とも関わりを持てるという強みがあり、リクルーティングに
 近いような形で、学生の立場から企業にアプローチできる。

                     という意見がありました。

・まとめ/コメント
 グループ毎での討論を踏まえてファシリテーターがコメントし、
 議論をまとめました。

・会場全体でのディスカッション
 第2部の最後に会場全体で話し合う場を設け、グループ毎の発表を聞いて
 気になった点や考えついたことなど意見を交わしました。

第3部 <キャンペーンについて・閉会>
  ・キャンペーンについての概要説明
    代表小堀より、キャンペーン企画について、概要とこれまでの展開
    を説明し、現在進行中のポスターデザインの紹介がありました。
   
・質疑応答/意見交換
 何をきっかけに国際協力に興味を持ったか、
 自分が所属する団体の何を広めたいか、そのためには何をすべきかを
 各自ポストイットに意見を書き出しました。

第3部 <キャンペーンについて・閉会>
 ・キャンペーンについての概要説明
  代表小堀より、キャンペーン企画について、概要とこれまでの展開
  を説明し、現在進行中のポスターデザインの紹介がありました。
   
 今回は、キャンペーンで情報発信を効果的に行うために用いるべき手法や
 工夫すべき点などを考えるというねらいのもと、 「何を切っ掛けに
 国際協力に興味を持ったか 自分が所属する団体の何を広めたいか、
 それを広めるために、何をすべきか」について意見を挙げて頂きました。

意見を傾向別にまとめたものを以下に簡潔にご紹介します。

≪質問@:何を切っ掛けに国際協力に興味を持ったか?≫
※【】内は、回答を会場で分類した時につけたカテゴリーです。

【カテゴリー@:途上国のことを知って】
・高校の時、フィリピンへのスタディーツアーに参加して。
・青年海外協力隊の報告会に参加して。
・アフガニスタンで活躍する日本人医師を知って。  等

【カテゴリーA:旅を通して】
・旅の経験から。

【カテゴリーB:問題を知って】
・教育開発に関心を持って。
・人権問題、途上国の債務問題などに興味を持って。
・紛争はなぜ起こるのか、なぜ人は争うのかを考えて。 等

【カテゴリーC:NGO自体に興味を持って】
・NGOというのは聞いたことがあるけれど、
 よくわからないと感じて。


≪質問A:自分が所属する団体の、何を広めたいか?≫

【カテゴリー@:援助(活動)関連】
・自団体のワークショップ・報告会。
・女性がたくさん働いていること
・企業・官などとのネットワーキングを実施していること。
・援助物資の展示をしていること。          等

【カテゴリーA:「広める」こと自体】
・大きな企業を少しでも動かして、
 世の中を住みよく変えていこう!という意識。
・インターネットを通じた人々の交流         等

【カテゴリーB:NGO自体】
・NGOとは何か。NGOとはどんな活動をしているのか。
・NGO職員になるためには、どうしたらよいのか。
・NGO活動に参加するためには何をしたらよいのか。

【カテゴリーC:学生であるということ
(特にJANICユースについて)】
・学生が主体となって、企業やNGOについての情報共有、
 交換が出来るということ。
・いろいろなバックグラウンドをもった人たちの集まり
 (進路などで体験談が豊富)。
・ネットワークNGOの重要性。
・協力団体様の存在。
・大学との交流、情報共有、共同研究、人材育成、資金共有等


≪質問B:@を広めるために、何をすべきか≫

【カテゴリー@:講演会/スタディーツアー等】
・講演会、説明会の実施。
・スタディーツアー、ワークショップなど、現地でのイベントへの参加。
・NGOで働いている人の声・現場を学生に伝える。  等

【カテゴリーA:写真等】
・写真・ビラ・動画を使用する。

【カテゴリーB:口コミ等】
・口コミを活用する。

【カテゴリーC:ポスター、その他知ること】
・何が日本で出来るのか説明する(文字で)。
・途上国の現実を知る。
・Tシャツ、絵本などを作成する。
・身近なものとそのつながり(チョコ・エビ・バナナ・魚など)を例に、
  現地の問題を知ってもらう。
・具体的な数字を示す。 
・キャッチコピーを使う。              等   
   
今後、更なるキャンペーン企画の充実に向けて、
これらの意見をより具体的なものへとおとしていきたいと考えております。

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